インタビューや講演などの映像を文字おこしするのは面倒な作業だけれど、映像を編集する上で、どの部分をどこに使うかを決める手がかりに必要なログです。Googleドキュメントの音声入力で映像の声を入力するとそこそこ内容の分かるテキストが自動生成できる事が分かった。2018年の始めには65点くらいだと感じていた変換も今は85点くらいに感じるまでになったので、その方法を紹介したい。
動画編集環境から直接テキスト化
私はカメラ撮影した映像ファイルをMacのFinalCutProで編集している。
NG部分などを取り除いた素材ムービーをタイムラインに配置して、再生する音声を直接Googleドキュメントに認識させると、テキストが生成されて、完成が途切れたり、Googleドキュメントが聞き取れないと判断して停止するまで連続的に動作する。以前は、判別が難しくなって止る事も多かったが、最近のテストでは音声が明瞭であれば止る事は少なくなった。
Macでテキスト化する時に必要なもの
編集ソフト(QuickTimeplayerなどの再生でも可)
Soundflower(Macから出力される音声を録音可能に出来ます)
https://github.com/mattingalls/Soundflower/releases
Googleドキュメント(Googleアカウントが必要です)
注・必ずChromeで使う。Safariでは動作しません。
方法
1. 編集ソフトなどで再生したい動画を開いて、テキスト化したい5秒程度前で停止
(編集ソフトからGoogleドキュメントに切り替えるタイムラグがあるため)
2. Googleドキュメントの新規ページを開く
ツール > 音声入力 を選ぶ
音声入力のウインドウが出ます
3. システム環境設定 > サウンド > Soundflower(2ch)を選ぶ
(音声は外部には出力されなくなります)
4. 編集ソフトに戻り、動画を再生
5. Googleドキュメントの音声入力のウインドウをクリック
音声を認識している間、マイクのアイコンが赤くなります
6. 言葉が自動的にテキスト化されてゆきます。
認識できなくなったり、音声が途切れると認識が停止してマイクがグレーになります。グレーになった場合は、テキスト化されていない所まで戻って再度手順4.5をくり返します。
- ポイント
マイクの赤いうちは認識しているのでテキストが表示されなくなっても待つ。
間違ったテキストが続く時でも、後になってまとまって修正が入る場合があるので、そのまま続けさす。
↓2018.11.22の検証動画
Googleドキュメントで動画の文字お越し by Mac 85点!? Ufer! VLOG_293
↓2018.3.18の検証動画 こちらは方法も紹介しています
自動文字おこし googleドキュメント FCPX→テキスト Ufer! VLOG_222
ご興味があれば是非使ってみて下さい。
↓個人で本格的映像制作の必読書
たくさんのインタビューが出てくる作品OUR MUSEUMです。
この頃は、テープおこしと言ってました。まだアナログテープからデジタルへの過渡期でした。
OUR MUSEUM (あなたにとって美術館とは?) 京都市美術館/パリ市立近代美術館 from Ufer! Art Documentary on Vimeo.
OUR MUSEUM
日本語/English Subtitles/French Subtitles/ 4:3
「美術館の空間が私に与えたものは何なのか。」
これは私が長い間考えて来た素朴な問いです。
私は子供の頃、よく美術館に連れられ出かけました。その思い出は、大きな展示空間や大きなドア、巨大な部屋です。子供の頃の美術館の記憶には美術作品はありません。この経験が「OUR MUSEUM」を作るきっかけになりました。
この作品では、京都市美術館、パリ市立近代美術館の創設からの歴史を振り返ると共に、ジュ・ド・ポム国立現代美術ギャラリー、パレ・ド・トーキョー、ポンピドゥーセンターのユニークな活動を多彩なインタビューと数々の展示空間で紹介します。
そしてそれらのインタビューは、私の疑問に答える形で、将来の美術館の方向性を示唆しています。
あなたにとって美術館とは何ですか?
★ご注意ください!!★
このVimeo on demandのムービーはホームユースです。ホームユースとは個人が家庭内で視聴することを目的としたものです。ホームユースは著作権処理済みのものではありませんので、図書館や美術館、学校教育機関などの公共施設では使用できません。ホームユースをライブラリー版としてご使用になりますと権利者の許諾のないものを使用していることになりますので、ご注意ください。詳しくは、弊社ホームページをご覧くかお問い合わせください。
ufer.co.jp/education/index.html
What has the museum space offered me?
This is the simple question that I have been pondering. When I was a child I went to the art museum sometimes. All I remember is the exhibition spaces, the large doors and the big rooms. I don’t remember the art works. Perhaps, the making of “OUR MUSEUM” was influenced by these early impressions.
“OUR MUSEUM” is a study of museums today with a look back on the history of the Kyoto Municipal Museum of Art and the Musee d’Art Moderne de la Ville de Paris. Also included is a presentation on the unique activities at the Gallerie Nationale du Jeu de Paume, the Palais de Tokyo, and the Centre Georges Pompidou. There are several interviews with various directors, curators and others working at these institutions as well as exhibition space footage. One of the key questions explored in the interviews is the future direction of art museums.
What is a museum for you ?
Attention
This video program for private use (Home use) only.
We have a library version and a collection version.
http://www.ufer.co.jp/order/english.html